
はじめに
近年は楽天モバイルやAhamo等、日本の通信会社が提供するサービスでも追加料金なしで海外利用できるケースが増えてきました。
とはいえ、現地の電話番号を聞かれるケースは多く、私は今でもよく海外旅行時にSIMカードを調達します。
SMS文化の根強いアメリカではホストファミリーに電話番号を聞かれたり、アミューズメント施設の機械に電話番号を求められたり(何故?)。現地ではWhatsAppでも基本的にOKでしたが。
中国本土では飲食店の店内スマホ注文やモバイルオーダーで電話番号を求められ、不便な思いをしました。
韓国ではソウルCOEXで展示会に参加した際、登録時に韓国の電話番号(010xxxxxxx)しか入力できず、現地で急遽SIMカードを調達したり。
そこで、私が実際に購入した物理SIM/eSIMについて、感想をまとめていきます。
Holaflyを台湾で利用しようとした
2024年、台湾桃園国際空港に到着した際(この記事のとき)、Holafly のeSIMを購入して利用を開始しました。
1日間利用無制限で、700円でした。(何らの割引を使ったと思います。2025/8に確認した限りは900円になっていました。)なお、電話番号はつかず、音声通話・SMSはできない、データ専用の契約でした。
しかし、eSIMインストール後も通信が通らず、頻繁にアンテナピクトが表示されなくなったり、通信事業者表示がNo Service になったりと、ろくに通信のできない状態が続きました。
端末から確認する限り、欧州圏(イギリス?)からのローミング扱いになっていました。まれに通信ができることがあっても、遅延が1,000ミリ秒(1秒)をゆうに超えており快適とはとても言えない状態でした。

↑接続中にあまりに接続が安定せず、IPアドレスを調べている際のスクリーンショット。SONY Xperia 5 IV ソフトバンク版で利用中。アンテナピクトが1本しか立っておらず、ローミング扱いになっていることがわかる。
総評
おすすめできません。
もちろん私の端末に問題があったのかもしれませんし、手順が間違っていたのかもしれませんが、次に購入した他社のeSIMでは快適に通信できていました。
次に紹介するのは、Holafly の eSIM に見切りをつけて代替として購入したByteSIMです。